2014年12月25日木曜日

【ORAS】チョッキへラクロスの育成論

クリスマスもポケモン三昧のウナギです。今回の記事は僕が現在愛用しているチョッキへラクロスについて書こうと思います。







へラクロスには強力なメガシンカ型が存在しており、第四世代以来のスカーフ型の印象も強いため、チョッキを見せ合いから警戒されることはほぼ無いと言って良いでしょう。そして、同じ格闘タイプで特性:根性を持つローブシンと同様に、チョッキとの相性がかなり良いです。この型のへラクロスが有利なメジャーポケモンは以下の通り。



メガへラクロスでも上記のポケモンの多くにタイマンで勝つことはできますが、チョッキヘラは特殊耐久の高さと状態異常耐性により後出しが安定する点が優れています。もちろんメガ枠を消費しないということも大きなメリットです。特にへラクロスが非常に呼ぶゲンガーとヤミラミに対する強さが、ふつうのメガヘラとは全く逆で優位に立てるのが面白いところ。

それでは技構成と努力値調整の説明をば

へラクロス@突撃チョッキ
メガホーン インファイト 叩き落とす 岩石封じ
意地っ張り 根性
努力値: H156 A196 S156
実数値: 175-187-95-*-115-125
最速バンギラス抜き(最速ギルガルド+2、準速キリキザン+3)、H16n-1、A11n

努力値は最初に流行りの準速キリキザンを意識し、それなら最速バンギまで抜いておこうということでSが決まり、珠ゲッコウガのドロポン確3までHに振って、残りAとしたら実数値が美しいものになりました。
次に技について。一致120技のメガホーンとインファイトは確定。これらがあることで、物理アタッカーによる突破が本来難しいクレセ・ヤミラミ・ポリ2などに勝つことができます。叩き落とすはゲンガーに対する有効打であるとともに、後続への交換読みで打ったり、ポリ2の処理を安定させることに使えます。岩石封じはファイアロー・ウルガモス・リザードンへの交換読みで打つ他、相手の竜の舞を妨害したり、味方のサポートに使ったり、タイマンでの自身の行動回数を増やしたりできる便利な技です。
その他に候補となるのは地震、追い打ち、ストーンエッジ、フェイント、タネマシンガン、ロックブラスト辺りでしょうか。地震はギルガルドへの打点となるのでこの中なら一番優先順位が高いかと思います。追い打ちはXY時代のレートでわずかに存在したチョッキヘラが、メガゲンガーの影ふみによるサイクルカットを強引に破るために採用していたと聞きます。しかし叩き落とすの方がはるかに汎用性が高いように思えるのであまりおすすめしません。同様にエッジも明確な仮想敵がいないなら岩石封じの方が優秀でしょう。他に挙げた技はメガヘラでやった方が良いと考えます。

最後にダメージ計算を載せておきます。

【火力】
メガホーンでHB特化クレセ確2(59~71.3%)
メガホーンで無補正無振りゲッコウガ(水単タイプ想定)を93.8%の高乱数1(98.6~117%)
根性メガホーンでHB特化スイクンを99.6%の高乱数2(49.7~59.4%)
根性メガホーンでHB特化ヤミラミを18.8%の低乱数1(86.6~103.1%)
根性メガホーンでHB特化メガヤミラミ確2(63~74.5%)
根性メガホーンでHB特化ウォッシュロトムをオボン込み確2(69.4~82.1%)

インファイトで無振りサザンドラ確1(137.7~162.8%)
インファイトでH252ナットレイを56.3%の中乱数1(92.8~110.4%)
インファイトでHB特化輝石ポリゴン2確2(57.2~68.7%)

叩き落とす→インファイトでHB特化輝石ポリゴン2を確定
叩き落とすでHB特化クレセリアを高乱数3(32.5~38.7%)
叩き落とすでH252メガゲンガー確2(55~65.8%)
叩き落とすでH252ギルガルド盾を高乱数2(47.9~57.4%)←厳しい

岩石封じでH252ファイアロー確1(101.6~121%)
岩石封じでH252B188ファイアロー確2(80~95.1%)←最速ガブ抜き調整のゴツメアローは厳しい

【耐久】
臆病ゲッコウガの珠ドロポン確3(42.2~49.7%)
無振りメガゲンガーのヘドロ爆弾が97.6%の高乱数3(32.5~38.2%)
無振りクレセリアのサイキネが97.2%の高乱数3(32~38.8%)
無振りスイクンの熱湯がほぼ確5(17.1~20.5%)
無振りポリゴン2のトライアタックが中乱数5(18.8%~22.8%)
無振りウォッシュロトムのドロポン確4(26.2~31.4%)

2014年12月13日土曜日

【ORAS】メガバクーダ軸

どうもウナギです。今回はORASに入って最初に組んだシングルレート用のパーティをご紹介します。主役は前回育成論の記事をあげたメガバクーダです。
最高レートは1819でだいたい310位くらい。もっと上を目指したかったですが、構築に限界を感じたのと、運負けが込んでモチべが下がったのでパーティ解散となりました。とはいえメガバクーダは当初期待していたよりずっと活躍できましたし、それなりに環境に刺さっていると感じたのでもっと個体数が増えても良いと思います。

それではPT紹介を








ボーマンダ@ボーマンダナイト
暴れる 地震 龍の舞 身代わり
意地っ張り スカイスキン(威嚇)
H132 A252 S124
メガシンカ前 187-205-100-*-100-136 最速70族抜き抜き
メガシンカ後 187-216-150-*-110-156 最速ビビヨン抜き、意地っ張りガブリアス抜き抜き

シングルレートランキング2位と大流行しており、それだけに対策されまくっているマンダ。このPTではほぼ見せポケと化しています。選出画面で圧力をかけ、サンダーボルトロスライボルトライコウなどの電気やクレセポリ2などの物理受け、ギルガルドメタグロスなどのを呼び込みバクーダ選出で勝ちやすくするのが狙いです。
物理型は対策が本当に徹底されているので、捨て身/逆鱗/地震/竜舞という普通の型をこのPTで使うと完全に見せポケになってしまうと考え、壁下で耐久ポケモンを起点に身代わりを張る型を採用しました。メガヤミラミ、残飯ガルド、残飯ドラン、めざ氷の無いオボンミトムなどを壁下で起点にします。メガバクーダ軸はどうしてもトリルPTになる都合上全体的に足が遅くなるため、毒・火傷を盛られると辛いということも採用理由の一つでした。飛行技は壁下の耐久を損なわない暴れるを選択。サンダーがいるPTにはバクーダ選出をすればよく、ミトムは起点にできるため逆鱗を切っています。







バクーダ@バクーダナイト
大文字 大地の力 原始の力 めざめるパワー氷
冷静HCベース 力尽く(ハードロック)

詳細はメガバクーダの記事に書きました。マンダが苦手なやつに大体強い。
メガ枠が明らかにバクーダとマンダだと分かるPTですが、多くの人はマンダの方を優先的に対策するような選出をしてくれました。







ウォッシュロトム@光の粘土
ボルトチェンジ ハイドロポンプ リフレクター 光の壁
控え目Hbc 浮遊

壁張りミトムです。調整はXYの時に使ってたやつを流用しました()
HBカバルドンを高乱数1発にできるくらいCに振って残りはBとかだったと思います。マンダバクーダの両方に強いマンムー、ギャラドス、ラグラージ、霊獣ランドロスなどを牽制できるので壁役はこの子にしました。さほど選出率は高くありませんが出した時は仕事してくれる印象。








クレセリア@ゴツゴツメット
サイコキネシス 月の光 三日月の舞 トリックルーム
図太いHB 浮遊

A抜け5Vの神個体を引くことができました!マンダバクーダが呼ぶガブや霊獣ランドなどを受けつつ、トリルからの三日月でバクーダが全抜きできる環境を整えます。冷凍ビームも欲しいですが、ミミロップバシャーモガルーラあたりを意識してサイキネにしました。トリルを張る前に序盤はサイクルを回したい時も多いので月の光を切ることはできません。







ナットレイ@たべのこし
ジャイロボール 叩き落とす ステルスロック やどりぎのタネ
生意気HDベース 鉄のトゲ

サーナイトニンフィアマリルリなどのフェアリーやミトムギャラスイクンといった水を受けつつステロを撒きます。ついでに催眠対策も。有利体面を作った際に打つべき技が3つあり、どれを選ぶべきか毎回考えなければならないのが難しかったです。








ローブシン@突撃チョッキ
ドレインパンチ マッハパンチ 冷凍パンチ 叩き落とす
勇敢hAbd 根性

ここまでで非常に重いサザンドラとゲッコウガを相手してもらいます。トリルとも壁とも相性が良く、普段通りの選出がしづらい時によく出していました。

選出は次の三パターンが多かったです。
①バクーダクレセナット
サンダーなどを見てバクーダ選出で行きたいと思った場合。先発でバクーダを出して有利体面であれば高火力を押し付け、不利なら後続に引きます。サイクルを回す中でステロを撒き、トリルからバクーダで全抜きするのが理想。

②ロトムマンダナット
マンダ対策が薄い、あるいは壁や身代わりで起点をつくることが容易だと判断した場合。さっさとステロを撒いて両壁を張り、マンダで全抜きするというシンプルな形。

③メガ枠なし
ブシン+ロトムナットクレセから2匹。メガヤドランやラプラスといった高耐久の水やサザンドラ・ゲッコウガが重いと感じた場合。

終わりに
今まで自分が組んできたPTの中では一番選出を決めやすかったのが長所だと思います。マンダによる選出誘導もかなり上手くいっていたと感じました。しかし全体的に足が遅いのは大きな欠点であり、上から何発も殴られると急所にあたる確率も必然的に上がってしまうのが厳しかった。また、ステロを撒いてからトリルを張るという展開の遅さが相手に積み技や一撃技を使う余裕を与えてしまう点や、勝ち筋を補助技に依存しているために挑発が非常に厳しい点もよくなかったです。

それでもバクーダと一緒にレート1800まで来れたので、一応満足して次のPTに移ろうと思います。メガバクーダの高火力技で相手のポケモンを葬るのはけっこう爽快なので是非試してみてね。
それでは(・ω・)ノシ

2014年12月3日水曜日

【ORAS】メガバクーダの育成論

ORAS発売後の初めての記事になります。今回の主役はこの子!







メガシンカ後のgifどこかにないかなあ…

この子を入れたPTでシングルレート1809/345位を達成しました。レートが上がるとクレセドランライコウボルトロスサンダーなどの準伝説が増え、バクーダを選出しやすくなった印象です。














詳細はPT解体後に書こうと思うので、今回はメガバクーダ単体の育成論のようなものを書きます。

バクーダ@バクーダナイト
大文字 大地の力 原始の力 めざめるパワー氷
冷静 力尽く(ハードロック)
個体値: V-奇数-V-V-V-0
努力値: H236 B20 C252
進化前実数値: 175-*-93-172-95-40
進化後実数値: 175-*-123-216-125-22

まずは技について。メガバクーダの種族値は両刀に向いていますが、特性の力尽くが適用されるのは特殊技に偏っています。岩雪崩を入れるのも良いかもしれませんが、岩技の仮想敵はファイアロー、リザードン、ギャラドス、(めざ氷を採用しなければ)ボーマンダなどであり、命中安定の原始の力で十分、あるいはそちらの方が火力が出る場合もあります。めざ氷はガブなどへの交代読みで打つ他、トリル下で全抜きを狙える範囲が広くなるので非常に有用です。上記の個体値であればS個体値0と両立できるのでねばりましょう
めざ氷を採用しない場合は、鬼火を入れるのが良いと個人的に思います。一番の理由は残飯毒みが型のギルガルドが現環境に一定数おり、キングシールド読みで打ちたい場面が何回かあったからです。
努力値振りはほとんどHCぶっぱに近いです。一応Hを調整して余りをBに振っていますが、別にDに振ってもHに全部つぎ込んでも大して変わらないかと。マンダを強く意識したければCを削って意地捨て身耐え調整を施しても良いと思います。

メガバクーダというと何といっても力尽く補正を受ける大文字や大地の力の素晴らしい火力に目が行きますね。種族値もSが下がって火力と耐久が上昇するという理想的な配分となっています。しかし元の耐久値が低いので、メガシンカ後も見た目ほどの硬さはありません(火山背負ってて硬そうだけど)。タイマンをするには十分な硬さですが、サイクル戦をするには少し不安な耐久。特にメガシンカ前のバクーダは柔らかいので安全に後出しできる相手は限られます。めっちゃ遅いのに言うほど硬い訳ではないのが使用率の低さに繋がっているのかな。

そんなこの子が最も輝けるのはサンダー、ボルトロス、ライコウ、ライボルトなどの電気を相手にする時です。こいつらには後出し大安定であり、有利体面から大文字で負担をかけるチャンスが何回も生まれるので、選出でかなり有利になります。なので電気タイプを他で強く呼べるようなPTに入れてあげたいところ。参考までに、僕は流行りのメガボーマンダと組ませています。こいつ一匹でも選出時に相当な圧力を相手にかけることができ、前述の電気だけでなくギルガルド、ポリ2、クレセなども激しく呼ぶため、バクーダ軸の選出がしやすくなります。今の環境はマンダが徹底的にメタられており、どこからめざ氷や冷パンが飛んでくるか分かったものじゃないので、このようにメタを張り返す必要があるんじゃないでしょうか。マンダ以外だとギャラドスとかも相性補完が良いのでしょうか、試してないので分かりません(汗)

後はやはりトリルを絡めて使うのが一番だと思います。トリル下のメガバクーダの殲滅力はなかなかです。今の環境だったらポリ2やクレセでやるのが使いやすいのかな。ガブやマンダを受けられることがトリル役には求められるでしょう。

バクーダの技範囲は広い方ですが、それでも安全な後出しをされてしまう相手も存在します。






















こいつらは他の子で対策しましょう。

メガシンカポケモンとしては圧倒的な強さを持っている訳ではありませんが、確実にレートでも通用するスペックを持っているな、というのが使ってみた感想です。まだしばらくこの子を入れたPTを運用する予定なので、どこまで一緒に行けるか楽しみにしております。

それではまた次の記事で(・ω・)ノシ みんなでバクーダを育てよう!

2014年9月29日月曜日

【気が早い】メガサメハダー育成論的なもの

新メガシンカポケのメガサメハダーが面白そうなので、気が早いですが考察してみました。ガチゴラス好きとしてはがんじょうあごがとられて少し複雑な気分です(;^ω^)














まず種族値については当然まだ何のデータも無い訳ですが、公式サイトに「能力全体がアップして、もともと高かったこうげきに、より磨きがかかる」と書いてあるため、各能力の種族値は
A+30 B+10 C+10 D+10 S+10
くらいの上昇は最低でも見込めるでしょう。
サメハダーの元々の種族値は
70-120-40-95-40-95
となっているため、メガサメハダーの種族値は
70-150-50-105-50-105
という配分よりはやや高い水準に落ち着くでしょう。過剰な期待を込めた予測に基づいて今から考察しても、実際の配分がそれより低ければ残念なことになってしまうので、今回は上記の配分を基準に考えます。まあ耐久どうせ紙過ぎるし、基本まず加速するからSは進化前の数値に依存するし問題ないよね!

メガサメハダーといえばやはり加速で素早さを上げることができ、そこから特性:がんじょうあごにより威力180で噛み砕くを打てることが魅力ですね。仮にA種族値150であれば意地っ張り噛み砕くでメガリザYに確1がとれるレベルの火力。同じくがんじょうあご補正がかかる氷の牙によりガブはもちろん、新メガシンカの中で採用率が高くなるであろうメガボーマンダにも勝てる可能性があります(仮にメガマンダのBが40上昇すれば無振りメガマンダに対してA222サメハダーの牙が威嚇込み中乱数、微妙か)

技について。
確定: 噛み砕く
準確定: 氷の牙
候補: 守る 滝登り 道連れ アクアジェット 身代わり 挑発 毒突き ※毒々の牙

噛み砕くは必須として、個人的にはガブマンダに刺さりサザンガルドに強くなれる氷の牙も確定で良いかと思います。残りの2枠には安定の守ると一致技の滝登りを入れるのが無難な構成ですが、XYで地味に新規習得した道連れや、ステロ込みで加速と合わせてファイアローに勝てるようになるアクジェ、クレセの電磁波避けに使う身代わり・挑発、マリルリに対する唯一の有効打であり噛み砕くとの補完に優れる毒突きなど、案外優秀な技がそろっています。技構成次第でクレセドランやサザンガルドマリルリといった組み合わせを対策できるのが面白いですね。
因みに噛み砕くと氷の牙を両方半減するメジャーなポケモンには、マリルリ、ゲッコウガ、メガギャラドス、バシャーモ、ルカリオ、キリキザン、クチート、クレッフィがいます。

※技について追記。コロコロ情報によると毒々の牙を新規習得する可能性が非常に高いようです。ただしがんじょうあご補正が適用されるとはいえ、元の威力が50しかないため威力は75止まりで毒突きを下回ってしまいます。追加効果は毒突きが3割毒であるのに対し毒々の牙は5割猛毒なので、そこは牙の方が優秀です。基本的には毒々の牙の方が優れているかと思いますが、威力差5が意味を持つのかはA種族値が確定しなければ分かりません。しかしわざわざ習得させるのであれば威力が上方修正される可能性もあるかもですね。

注意点ですが、一度メガシンカしてしまうと加速できなくなります。なのでバシャサンダーナットのメガバシャーモのようにサイクル戦の中で相手に負担をかけつつ最後に全抜きを狙う、という使い方ができません。一度場に出して攻撃したら最後、そのまま暴れるしかないという状況も多いのではないかと考えられます。初手には少し置きづらいポケモンだとも言えるでしょう。もちろんS種族値が大幅に上がれば別ですが、せっかくメガサメハダーを使うのであれば加速からの全抜きを狙っていきたい。

現在発表されている新メガシンカ勢の中でも強そうなチルタリス・メタグロス・ボーマンダに強めなギルガルドはORAS環境でも大いに流行るかと思いますが、そのガルドやグロス・マンダを1発で倒すことが(多分)可能で、現環境で猛威を振るうガブ・ゲンガー・クレセ・リザードンYに対しても有利なメガサメハダーは是非育ててみたいです。ORASほんと楽しみ!

最後に一応目安として、A種族値150実数値222とした時のダメージ計算をいくつか。こうして見るとやはりA150程度は絶対に欲しいところですね

噛み砕くで、
H252ギルガルドを確1(105.3%~125.7%)
H252メガサーナイトを確1(101.1%~118.8%)
HB特化クレセリアを確2(71.3%~84.5%)
メガメタグロスのB種族値が10上昇した場合、H252メガメタグロス確1(100.5%~119.7%)
HB特化メガフシギバナを超低乱数2(42.2%~50.2%)
氷の牙で、
H4サザンドラを低乱数1(88%~104.7%)←ステロ込み確1
H252トゲキッスを確2(73.9%~87.5%)←ステロ込み高乱数1
毒突きで、
H252マリルリを確2(65.7%~77.2%)←オボン込み確2、噛み砕く+毒突きでも確定
アクアジェットで、
H252ファイアローを確2(59.4%~71.3%)

2014年8月18日月曜日

【レート2000達成】メガフーディン軸

ブログめっちゃさぼってましたすみません(汗)
シーズン5では、メガフーディンを軸とするパーティを使って念願のレート2000超えを達成することができました!!やったー!!!














初めて2000台に乗れたのがフーディン入りのPTとなったのは意外でしたが、高レートのパーティって個性的なポケモンが数匹いることも多いですし、KP高いポケモンだけでレートを上げる方が案外難しいのかもしれませんね。

ではさっそくパーティ紹介をしたいと思います!

フーディン@フーディナイト
サンダー@ゴツメ
ガブリアス@スカーフ
キリキザン@珠
ガルーラ@ガルーラナイト
マリルリ@オボン

フーディンサンダーガブキザンの4匹で補完し合うのが基本です。残りの2匹はなかなか決まらず、最初はメガフシギバナと眼鏡ニンフィアを使っていましたが今の形に落ち着きました。

メガフーディン@フーディナイト










サイコキネシス 気合玉 アンコール 守る
臆病 トレース(マジックガード) H52 B220 S236
137-*-113-195-115-220
メガシンカ前スカーフバンギ抜き、メガシンカ後竜舞ギャラ抜き

メガ退化とか散々な言われようのメガフーディンですが、使ってみると非常に強く、選出率は6割強でした。どう強いかってことですが、まずメガゲンガーと同様に、眼鏡・鉢巻や弱点攻撃でなければ1発は耐える耐久から2回殴れるという単純に高いアタッカー性能を有しています。技範囲もサイキネとサブの組み合わせ次第で申し分ない。さらに、Sを振ることによって大抵のスカーフ持ちや竜舞ギャラを抜くほどの素早さを得ることができます。
特性のトレースもKPの高いポケモン相手には刺さることが多く、
・霊獣ランドやギャラに威嚇を入れる
・ヒードラン、霊獣ボルト、ライボルトの一致技を無効化
・カイリューのマルスケを奪う
・メガゲンの影踏みを奪う
・親子愛気合玉でメガガルーラを殺す(願望)
・ボルトやエルフーンなどいたずらごころ持ちを牽制する
・ゲッコウガに変幻自在気合玉を打つことで比較的安全に倒す
・マンムーの氷の礫を半減することで対面で勝てるようになる
・メガルカリオを適応力サイキネで倒す
…等々の活躍を実際にしてくれました。メガガルには過去3回気合玉打って全部外してるけど。
因みに先発ガルーラ対面ですが、初手はメガシンカせずに守ります。猫だまし・不意討ちを打ってくれば次ターンにアンコ、恩返しを打ってきたらメガシンカして親子愛をトレースし、然る後気合玉を打ちましょう。外れてもどうせ金縛り警戒の地震が飛んでくるかクレセあたりに引っ込んできますし、まず不意討ちは打ってきません。

色々とメリットを挙げましたが、「メガゲンガーを上からワンキルできる」というのが個人的には最大の強みだと思っています。スカーフ以外でメガゲンを上からワンキルできるポケモンがいると本当にゲンガーが怖くなくなるので、後続が非常に動きやすくなります。

技に関しては、金縛りアンコ守るの構成が有名過ぎて非常に警戒されているため、範囲を最大限に広げてアタッカー性能を高められる気合玉を選びました。H252バンギ、H4メガバンギ、H4サザンを高乱数1発。ギルガルドを返り討ちにできるシャドボも魅力的なのですが、そこはキリキザン先生に任せています。

サンダー@ゴツゴツメット








ボルトチェンジ 熱風 毒々 羽休め
図太いHB

テンプレ。サンダーはフーディンの苦手なアローやハッサムなどの物理に強く、選出率は高かったです。めざ氷も欲しい時はありますが、毒々を入れることによる選出のしやすさをとりました。
サンダーのボルチェンと10万は本当に一長一短ですね

ガブリアス@こだわりスカーフ









地震 逆鱗 岩雪崩 毒々
意地っ張りAS 鮫肌

大正義スカガブ。サンダーやマリルリが呼び込む数多のライコウを葬ってきた強者。メガフーディンとの相性がとても良いです
エルフーンが怖くないPTであり、H振りメガサーナイトが増えたことから対フェアリー技の必要性を感じなかったので、サンダーの負担を減らせる毒々を採用しました。

キリキザン@命の珠









アイアンヘッド 叩き落とす 不意打ち 剣の舞
意地っ張りAS 負けん気

選出できれば大体勝ってる気がする子。クレセ・ガルド・ポリ2と対面させ叩き落とすを打つことで確実に相手に負担を与えることができます。クレセのこご風やガルドのシャドボの追加効果で負けん気が発動してしばしば全抜きしてくれる神
ポリ2の電磁波で3回連続で痺れて突破されたこともありますが…

ガルーラ@ガルーラナイト








恩返し 地震 岩雪崩 冷凍パンチ
陽気AS 親子愛(肝っ玉)

構築の最後に入ってきた見せポケ。先発ゲンガーを誘います。
選出するのは主に見せ合いでガッサかサーナイトがいた時になります。メガバナを採用していた時にサーナイトが重すぎることに気づいて投入しました。
エースとして活躍することに期待している訳ではないのでグロパン不意討ちや猫だま捨て身は避け、補完としてPT全体で重いサンダーに打つ岩雪崩とガブに打つ冷凍パンチを採用しました。
追加効果の判定が2回あるのはどう考えても頭おかしい(真顔)

マリルリ@オボンの実








アクアジェット じゃれつく 滝登り 腹太鼓
意地っ張り 力持ち H100 A252 B4 D12 S140
188-112-101-*-102-88
無振りランターン抜き(ニンフィアポリ2ブリガロン意識)
B<D

フーディンを使う以上サザンガルドが重いことからフェアリー枠が必要となります。この子と眼鏡ニンフィアのどちらが良いかは本当に一長一短で悩ましい…
フーディンのアンコや相手のガブの逆鱗を起点に腹を叩きます。


・シーズン5を振り返って
今シーズンはまだ9月の始めまでありますが、ひとまずフーディンと一緒に2000まで来れたことがとても嬉しく、満足したのでこれで終わろうと思います。僕の拙い読みをポケモン達がカバーしてくれることも多かったので、このパーティのメンバーに対する愛着が湧いて名残惜しい気持ちもありますが(´・ω・`)
ガルーラマリルリの組み合わせだとフシギバナニンフィアに比べてガッサやへラクロスに隙を見せがちになってしまったのが一番の反省点です。全部のポケモンを完璧に対策することはできないので仕方ないっちゃ仕方ないんですが、数が増えているポケモンを把握して対策することが大事で、そのためにはとにかくレートに潜るしかないんだと痛感させられたシーズンでした。

XY発売してからもう10か月くらいでしょうか。
ルビサファ楽しみだなあ…

2014年7月10日木曜日

アローガッサ軸

久々の更新です!シーズン4の終わり頃に使ってたPTを解散することに決めたので、反省しつつPT紹介をしたいと思います。最高レートは1932と前回より伸び悩んでしまったのが悔しいです…

PTはこちら
ファイアロー@ちからのハチマキ
ガブリアス@襷
キノガッサ@毒々玉
ゲンガー@メガ
バンギラス@ラム
マリルリ@オボン

剣舞アローが使いたくて組み始めたPT。アローを止めに来るロトムやバンギにガッサが強く、ガッサの胞子を受けに来るバナやナットにアローが強いので選出面での相性補完良いんじゃね?と思い、ハメ性能が高く鬼火を無効にできるポイヒガッサと組ませてみました。

では個別紹介を












ファイアロー@ちからのハチマキ
ブレイブバード フレアドライブ 剣の舞 羽休め
意地っ張り 疾風の翼 H204A252S52
179-146-91-*-89-153
準速100族抜き

剣舞アロー。プレートではなく力の鉢巻なのはステロ+剣舞フレドラでHB特化サンダーを倒せるようにするため。ついでにH振りメガクチートも素のフレドラで大体死ぬ。
ちからのハチマキでもH4のガブやメガガルーラを剣舞ブレバでギリギリ確1にできるので、挑発や鬼火ではなくフレドラを採用する剣舞型アローの持ち物としてはアリかと思います。珠だとあまりにも消耗激しいですし。
挑発がなくても剣舞羽休めがあれば基本的にクレセを起点にすることは可能だと使っていて思いました。羽休めとフレドラを両立することで、ガルドとのタイマンに勝てる可能性が高いのが良かった。
臆病珠サンダーとか知らん









ガブリアス@気合の襷
地震 逆鱗 ステルスロック 岩石封じ

説明不要の襷ステロガブ。ドランヒトムリザードンバンギガルーラあたりを牽制しつつステロを撒きます。岩石封じでガッサの起点を作れるのがポイント。
ラグラージとすごく迷った枠です。






キノガッサ@毒々玉
岩石封じ ビルドアップ キノコの胞子 身代わり
陽気 ポイズンヒール H204D52S252
161-150-100-*-87-134

第5世代に一世を風靡したポイヒガッサ。弱体化は否めませんが、岩石封じというローキックに変わる無効化されないウェポンを手に入れたのが嬉しいです。あとTODの仕様はむしろガッサ強化されてるのでは()
ゲンガーと組んでループを狙っても強く、選出画面でロトムやバンギに圧力をかけてアローを補佐する見せポケとしても優秀でした。








ゲンガー@ゲンガナイト
祟り目 鬼火 挑発 道連れ
臆病 影踏み H188B60C4D4S252
159-*-108-191-116-200

PTに入れるだけでフシギバナが出てこなくなりガッサとマリルリが非常に動きやすくなるゲンガーさん。逆に出てきたら地震持ちの可能性が高い。
アローが初手マンムーやカバルドンを呼ぶので、それらを牽制する挑発鬼火型。挑発+道連れで強引に相手を倒すコンボも一応できます。
祟り目を採用したのはグライオンを処理する速度を上げたかったからです。









バンギラス@ラムの実
岩石封じ 追い打ち 毒々 馬鹿力
意地っ張り 砂起こし H252A204B4D4S44
207-198-131-*-121-87

電気タイプを非常に呼ぶメンツなので、ライコウライボルトサンダーアローゲンガーラティなどをまとめて相手できる種族値お化け。鬼火が死ぬほどとんでくるのでラムで採用しました。
アローに打つ岩技はガッサのサポートにもなる岩石封じを選択。後は必須の追い打ちに、ポリゴン2に打つ毒々、追い打ちを決めた後に出てきて悠長に積んでくるルカリオドリュウズメガバンギを粉砕する馬鹿力という構成にしました。
めちゃくちゃ優秀でした。ただ噛み砕くや冷凍パンチが欲しい場面も多かったです、技スぺ足りないどころじゃない








マリルリ@オボンの実
アクアジェット じゃれつく 滝登り 腹太鼓
意地っ張り 力持ち H132A252B4D12S108
192-112-101-*-102-84
Sは4振りバンギ抜き+1、B<D調整

PT単位で重いガブやサザンなどの竜を見るために最後に採用。メガハッサムやメガクチートやニンフィアも試しましたが一番しっくりきました。
腹太鼓型なので、同族やクチート、ニンフィアポリ2を大体抜かせるようにSに厚く振りました。ナットは他で対策できているので、より重たいガルドを意識して馬鹿力ではなく滝登りを選択しました。じゃれつくは外れるのでこれで良かったと思います。

やりたいことがはっきりしているので使っていてとても楽しかったです。
特にライコウ、フシギバナ、ナットレイ、ハッサム、バシャーモのいずれかが入っているPTに対してはこちらの思い描いた展開に持ち込みやすかった。

それでも解体を余儀なくされたのは、
・ゴツメギャラが辛すぎる
・勝ち筋を担うガッサとアローが根本的に低種族値
・バンギガブゲンガーがサポート型になっており単体性能が下がっている
・バンギを除いて高耐久と言えるポケモンがいないためサイクル戦に弱い
・ゴーグルガルド流行し過ぎ
といった欠点が目に付いたからです。特にシングルレートランキング7位のギャラドスが重いのはPT単位の欠陥というレベル。

改善するとしたら、やはりガブをラグラージに変えるのが良いんじゃないかと思います。ギャラ、ガブといった現在重い相手に強くなれますし、高耐久なのでサイクル戦の中でステロを撒くということが可能で、欠伸による起点作りもこなせる。ガッサアローの両エースが苦手なバンギロトムライコウライボルトサンダーアローに対して軒並み有利…
あれ、むしろ何でガブ使ってたんだろw

それではこの辺で。シーズン5こそはレート2000越え達成できるといいなー!

2014年5月31日土曜日

【バシャサンダーナット意識】メガガブリアスの育成論

今回は、メガガブリアスについて真面目に考えます。








シングルレート使用率1位を誇るガブリアスですが、メガ石の割合は全体の1.4%に過ぎません(2014年5月31日現在)
その理由は以下のような欠点があるからだと思われます。
Sが下がるため多くの相手を抜けなくなる
・優秀な特性である「鮫肌」から使い辛い「砂の力」に変わり、特に対ガルーラ性能が落ちる
・性格が陽気なら珠ガブの方が火力が上、鉢巻はさらに上
こいつにメガ枠を使ってしまう
これだけデメリットが多ければ使われないのも頷けますね。

ではメリットは何かというと、
・約1.2倍の火力上昇補正が全ての攻撃技にかかる
・耐久の向上
・技の打ち分けと補助技の使用が可能
これらを全て両立できる点が個人的に強いと思います。

具体的に言うと、シーズン4初期に流行しているバシャサンダーナットの並びに対して刺さっており、バシャか宿木ナットレイを起点に舞えば三縦することができる(多分)
剣舞地震でH252ナットレイ確1、剣舞逆鱗orエッジでHB特化ゴツメサンダー確1を実現でき、A特化メガバシャの飛び膝+宿木ダメ2回でも落ちない耐久を得ることが可能となります。
さらにサンダーと並んでバシャとよく組まれるHBゴツメギャラも剣舞エッジでそこそこの乱数で落とすことができ、ついでに盾ギルガルドも地震で高乱数でもっていくようになります。
また、耐久にガッツリ割けば珠ボルトのめざ氷陽気ガブの逆鱗も耐えることが可能です。

こういった強みを活かせるように、今回は素早さに関しては割り切って火力と耐久に努力値のほとんどを割き、中速高火力の積みATとして調整を考えました。
サザンやリザードンなど、S種族値70~101辺りのSに振ったポケモンを抜けないデメリットが極めて大きいため、元のガブリアスとは全く別物といって良いでしょう。

ガブリアス@ガブリアスナイト
地震 逆鱗 剣の舞 ストーンエッジ
意地っ張り 鮫肌or砂隠れ→砂の力
努力値:H188 A252 B4 D36 S28
メガシンカ前:207-200-116-*-110-126
メガシンカ後:207-244-136-*-120-116

ダメージ計算を載せます。カッコ内はダメージのHPに対する割合です。
【物理耐久】
A227メガギャラドスの氷の牙確2(79.2~94.6%)
無振りギャラドスの雪雪崩を31.2%の確率で耐える(94.6~112%)←流石に厳しい
A182ガブリアスの逆鱗を81.2%の確率で耐える(87.9~104.3%)←やばい。
A112マリルリの力持ちじゃれつく確2(81.1~96.6%)
【特殊耐久】
C177珠ボルトロスのめざ氷を93.7%の確率で耐える(85.5~100.4%)
C96クレセリアの冷凍ビーム確2(54.1~63.7%)←ゴツメ2回込みで耐える
C145サンダーのめざ氷確2(54.1~63.7%)
【火力】
A1ランクupエッジでH201B143ギャラドスが75%の確率で一発(95.5~113.4%)
A2ランクup逆鱗でH197B150サンダー確1(111.6~131.4%)
A2ランクup地震でH181B152ナットレイ確1(100~118.2%)
A2ランクup逆鱗でH187B192メガフシギバナが56.3%の中乱1(91.9~109%)
地震でH167B170盾ギルガルドが87.5%の高乱1(98.2~116.1%)
地震でH177B160メガハッサムが98.4%の高乱2(49.1~58.1%)
砂の力地震でH207B170メガバンギラス確1(102.4%~121.7%)
エッジでH161B115トゲキッスが93.8%の高乱1(99.3~118%)
火傷時のエッジでH185B99までのファイアロー確1
【素早さ】
メガシンカ前:最速バンギラス抜き+1
メガシンカ後:準速バンギラス抜き+2

2014年5月29日木曜日

スカーフガチゴラスの育成論

前回の記事から少し間が空いてしまいましたが、
今回はお気に入りのスカーフガチゴラスについて書きたいと思います。
相棒なのでいつもより長くなるかと思いますがご容赦ください笑








まずこの子の種族値をご覧ください。

H82 A121 B119 C69 D59 S71

かなり高い攻撃力、高めの物理耐久と脆い特殊耐久、そして微妙な素早さを持っています。
Sが低いため普通に使えば相手を一発殴るのが関の山でしょう。

しかしスカーフを持たせれば71というS種族値が絶妙な値へと変貌します。
陽気なら実数値135→202となり、メガゲンガーなどの130族やスカーフ70族をギリギリ抜くことができ、意地っ張りでも実数値123→184となり、ライコウなどの115族をぴったり抜くことができます。

さらにこの子は諸刃の頭突きという一致150技を使えるため、スカーフでも鉢巻エッジに等しい火力を出すことができ、先発に出てきやすいゲッコウガ・ボルトロスといった高速ATを上から縛ることができます。マイナーゆえスカーフもやや警戒されづらいので居座る相手が多いです。
岩技の一貫性も手伝って終盤の全抜きも狙うことができ、スカーフガブリアスに近い使用感と言えます。

スカガブに勝る点は、独特のタイプによるメガリザードンY・ファイアローへの繰り出し性能、岩技によりサンダー・トゲキッス・ギャラドス・バルジーナを突破できること、メインの岩技が無効化されないこと、頑丈顎を活かしたサブウェポンの豊富さなどが挙げられます。
逆に劣る点は諸刃の反動と命中、Sを抜ける範囲、逆鱗が使えないこと、弱点の多さと耐久などです。
RSリメイクで逆鱗と石頭ください(切実)

それでは具体的な紹介に入ります。

ガチゴラス@こだわりスカーフ
諸刃の頭突き 氷の牙 炎の牙 角ドリル
選択肢:地震、岩雪崩、噛み砕く
陽気 頑丈顎 A252 D4 S252
157-173-139-*-80-135

はい、単なるASぶっぱです。陽気にしろ意地っ張りにしろ調整の余地はほとんどないと思います。
陽気にするメリットはメガゲンガー、ゲッコウガ、オンバーン、マニューラ、陽気ゴツメアロー、スカーフバンギ、控え目スカーフキッス、意地っ張り1舞ギャラドス・カイリューを抜けること。
一方で意地っ張りにすると、噛み砕くで耐久振りメガゲンガー、諸刃でラティオス、炎の牙でメガハッサム・ナットレイ、氷の牙で霊獣ランドロスを倒す確率などが向上します。
今挙げた以外にも、性格によって乱数が変動する例は割とあるため、ゲッコウガなどが他で対策できているなら意地っ張りの方が良いでしょう。

技は諸刃と氷の牙はほぼ必須で、残りはPTと相談して決めてください。
僕は上記の技構成で使っていますが、ライコウ・バンギ・ドランに有利になる地震や、メガゲンガーに対し諸刃以上の威力となる噛み砕く、命中安定の岩雪崩も候補になります。
サブが豊富で頑丈顎補正がかかるとはいえ、基本的に等倍諸刃>2倍牙・地震であることに注意。

諸刃の頭突きでゴリゴリ削れていくので、アローの対策を任せる場合は安易に諸刃を打つと役割が持てなくなります。アロー対面では交換読み交換も視野に入れましょう。

諸刃を鋼・地面・格闘に受けられるとつらいので、交代読みを打てなかった時のために、受け出し性能の高いポケモンを後続に入れると安定します。メガハッサムあたりがお勧めです。

ダメージ計算を載せます。青字が陽気赤字が意地っ張りでのダメージです。

諸刃でHB特化サンダー確1(100.5%~)
H4ラティオス乱1(94.2%~111.5%)確1(102.6%~121.8%)

氷の牙で無振りガブ確1(122.4%~)
HB特化グライ確2(74.3~87.9%)確2(79.1~94.5%)
威嚇込みでH4霊獣ランドロス中乱1(94.5~111.5%)確1(101.8%~)

炎の牙でH252メガハッサム中乱1(90.4~108.5%)高乱1(99.4~117.5%)
H252ナットレイ中乱1(92.8~110.5%)確1(101.7%~)

地震でH252盾ギルガルド中乱2(46.7~55.1%)確2(51.5~61.1%)
ライコウ確2(71.2~84.8%)確2(78.5~93.2%)
威嚇込みでH252クチートに(53.5~63.7%)、H252メガクチートに(38.2~45.9%)のダメージ
威嚇込みでH252クチートに(57.3~68.8%)、H252メガクチートに(43.3~51%)のダメージ

噛み砕くでH188B68メガゲンガー低乱1(90.6~106.9%)高乱1(99.4~118.2%)

【被ダメージ】
A特化鉢巻アローのブレバ確3(34.4~40.1%)
A特化珠アローのブレバ低乱3(29.9~35%)

C特化メガリザYの晴れ文字低乱2(42.7~50.3%)
臆病C252メガリザYの晴れオバヒ中乱2(45.9~54.1%)
C特化メガリザYのソラビ確2(83.4~98.7%)

2014年5月13日火曜日

チョッキバクオングの育成論

ホウエン統一パが一応完成しました!
レートで運用するのはシーズン4になってからにするので、
まだフリーにしか潜っていませんが、
ガチパ相手にもそこそこ戦えているので満足しています。
コンセプトパーティ楽しい!

今回はメンバーの一体であるチョッキバクオングを紹介したいと思います。
第三世代のポケモンはグロスやラティなどゲンガーに弱いやつが多いので、
そのケアを考えた際に思いついた型です。








バクオング@突撃チョッキ
爆音波 大文字 冷凍ビーム 気合玉
控え目 肝っ玉 H92 B4 C252 D132 S28
191-*-84-157-110-92

低いC種族値を技の性能で補っているポケモンなのでCぶっぱは確定。
H16n-1調整をした後Bに余りを振ったらちょうど意地っ張りガブの逆鱗耐えができました。
Sは4振り70族(主にムドー)抜きです。
あまり補助技を使うポケモンでもないので、チョッキとの相性は良好です。

ゲッコウガ・ゲンガー・サザンドラといった中~高速の特殊アタッカーと対面させ、
一貫性の高い肝っ玉爆音波で負担をかけていきます。
物理でも大抵の攻撃は一発耐える耐久と広い技範囲が魅力的。

技は爆音波と補完のできる大文字は確定、
後はバンギ・ドラン・エンぺ・テラキあたりに打つ気合玉と、ガブピンポイントの冷ビを採用しました。
波乗り・シャドボ・凍える風なんかも覚えるのでお好みでどうぞ。

火力・耐久・速さの全てが中途半端なイメージがあったこのポケモンですが、
爆音波とチョッキの登場でかなり強化された気がします。
是非使ってみてね!

最後にダメ計を

【火力】
爆音波でH252メガゲンガー確2(65.3~77.2%)
H252サンダー確2(56.9~67.5%)
無振りゲッコウガを中乱数1発(確率62.5%)

大文字でH252ナットレイ確1(106.1~126%)
H4メガルカリオ確1(100~117.8%)←起点にされない
H252メガクチート確2(72.6~86.6%)←爆音波読みの受けは不可能
H252D4ギルガルドが中乱数2発(確率58.98%)←きつい

気合玉でH252バンギラス確2(77.3~92.8%)←化け物
H4テラキオン確2(77.8~92.2%)
H212D36ヒードラン確2(57.0~67.4%)

冷凍ビームで201ガブ確1

【耐久】
臆病C252メガゲンガーのヘドロ爆弾を毒ダメ1回込みで2耐え(36.1~42.9%)
臆病C4メガゲンガーのヘドロ爆弾を毒ダメ2回込みで2耐え(30.4~36.6%)
臆病C252珠ゲッコウガのドロポン2耐え(39.3~47.6%)
控え目C252メガリザードンYの晴れオバヒ耐え(80.6~95.8%)

冷静A4ギルガルドの聖なる剣耐え(72.3~85.9%)
勇敢A252ギルガルドの聖なる剣で中乱数1発(確率62.5%)

2014年5月10日土曜日

ルビサファリメイク決定!!












ついに来ましたね、ルビサファリメイク!!

僕がサファイアをプレイしたのは小4の時でした。
時の流れって怖いね。
ホウエン地方の自然が豊富な所が大好きで、今から冒険するのが待ち遠しいです。

あまりに嬉しかったので、第4シーズン初めはホウエン統一パを組むことに決めました!
割と被りやすいネタな気もするけどね笑



今の所メガサーナイト、メガライボルト、シザリガーの3体を使うことは決めていて、
残りは未定です。
ホウエン統一といっても、バシャーモラティオスキノガッサとかで固めても面白味が無いので、
ルビサファの冒険の記憶を対戦相手に想起してもらえるような子もパーティに入れたいですね。
オオスバメとか皆大好きフライゴンとか









パーティが完成したらまた記事を書きたいと思います。

2014年5月6日火曜日

【ギルガルドメタ】残飯カエンジシの育成論

どうもこんばんは。ウナギです

世間はGWですが、僕は連休明けに発表課題があるので全くレートに潜れていません。
大学ェ…


今日は僕がよく使っている残飯カエンジシについての記事です。









カエンジシ@たべのこし
火炎放射 毒々 身代わり 守る
臆病 緊張感 B220 C36 S252
161-*-120-134-86-173

ヒードランでやれって感じですね(笑)
しかしギルガルドに後出しが効く点は非常に使いやすいです。ノーマルタイプの恩恵が大きいポケモンの一体でしょう。
S106からの毒みがまもは強力で、ギルガルドなどを流したターンに身代わりを張るか毒を打つことができればガブリアスにすら勝つことができます。
緊張感でラムを潰せることもあり、相手が低速・中速だけの選出をしようものならパーティを半壊させることも夢ではありません。

ハッサムやギルガルドなど、流せそうな相手がいる時に選出すれば意外な活躍をしてくれるはずです。反面、耐久面の数値自体は非常に心許ないので相手を選ぶ必要があります。いかに起点をつくるか。
ヒードランやフシギバナがいたら選出は控えるのが吉。

H無振りで16n+1になるの何か嬉しい


最後にダメ計を載せておきます。

火炎放射でH252メガハッサムを確定1(131%~155.9%
H252ナットレイを確定1(112.7%~134.8%
H252ギルガルドを確定2(50.2%~58.6%
H252メガクチートを確定2(76.4%~91.7%

A特化ギルガルドの聖なる剣が確定2(78.2%~93.1%
C特化ギルガルドのラスターカノンが確定3(36%~42.8%
A特化メガクチートのじゃれつくが乱数2(44.7%~53.4%) ←残飯込みでほぼ2耐え
A特化メガクチートの不意打ちが確定2(53.4%~63.3%

クチートは対面なら読み合い次第で勝てます。

2014年5月4日日曜日

追い風ファイアロー軸

今回は僕がシーズン3のシングルレートで使用したパーティの紹介記事を書きます。
追い風ファイアローを軸とするパーティで、最高レートは1956でした。
では早速紹介をば。










ガブリアス@こだわり鉢巻
地震 逆鱗 ストーンエッジ 毒突き
陽気 鮫肌 A220 D36 S252
183-178-115-*-110-169

追い風+鉢巻ガブが使いたいということで今回のパーティを組みました。
シーズン3に入って増加した(?)ゴツメサンダーの受け出しを許さない火力が素敵。
技構成は、ぶっちゃけ地震と逆鱗しかほとんど使いませんが、
キッス対策のエッジと、最近目に付くエルフーンに打つ毒突きを採用。

サーナイトリザードンガルーラを抜きたいので陽気にしましたが、
受けに来るクレセを高乱数で葬る意地っ張りの火力が欲しいことも多かったです。
ていうか意地っ張りの方がいいと思う…

Dにちょっと振ってるのはメガライボルトのめざ氷とスカーフキッスのシャインを安全に耐えるためです。















ファイアロー@命の珠
ブレイブバード フレアドライブ 蜻蛉返り 追い風
意地っ張り 疾風の翼 A252 B4 S252
153‐146‐92‐*‐89‐178

今回のコンセプト。
ファイアローとしての最低限の機能を持ち合わせつつ、
追い風ギミックを搭載しました。
結果、追い風してもしなくても確実に何らかの仕事をしてくれて強かった。

耐久に振らず珠を持たせることで、
追い風の後に能動的に倒れやすい点もgood。

環境に鉢巻型とゴツメ型が多いためか、
エルフーンやバシャが様子見で守った際に蜻蛉返りを打つと、
拘っていると判断されて居座られるパターンが多かったので参考までに。










へラクロス@へラクロスナイト
ミサイル針 インファイト ロックブラスト タネマシンガン
意地っ張り 自信過剰(スキルリンク) H92 A252 S164
167-194-95-*-115-126    (167-260-135-*-125-116)

追い風サポートを受けて暴れるエース。
こいつの対策が甘いパーティが割と見受けられました。
クレセドランを潰す

インファを切ってギルガルド対策の地震を入れるのも考えましたが、
ガルドは他に任せようということに。

Aはエアームドやクレセを意識してぶっぱ、Sは追い風時に意地っ張りスカガブを抜くラインまで振りました。
結果、耐久不足が深刻に…どうしてこうなった。


ウォッシュロトム@光の粘土
ボルトチェンジ ハイドロポンプ リフレクター 光の壁
控え目 浮遊 H252 B140 C116
157-*-145-154-127-106

ヘラを使う以上アローが重いので投入。
一般的な壁張りロトムは図太いにしてDにも振るらしいのですが、
この子の種族値的にどうせ耐えるものは耐えるし、
耐えないものは耐えないだろうと考えて控え目のC振り。
結果、カバルカカイリューの並びに対して初手に安定して投げられて良かったです。

壁張りロトムのSをどうするかは難しい問題ですね。
先に壁を張らないと両壁張れない相手もいますが、壁張り後に後攻ボルチェンをしたい時もありました。具体的にはクレセロトムスイクンポリ2。
Sの個体値を26/27にして無振り85族に抜かれるのもアリかも


ニンフィア@こだわり眼鏡
ハイパーボイス サイコショック シャドーボール めざめるパワー地
控え目 フェアリースキン H244 B4 C248 S12 [31-31-31-30-30-31]
201-*-86-177-150-82

ここまでアタッカーが物理に偏ったので、特殊高火力として採用。
かわいい

サザンドラやライコウボルトロスサンダーライボルトなどの特殊電気に強め。
鋼を激しく呼ぶので交代読みは決まりやすいです。
ギルガルドに交代読みシャドボを打つ快感

始めて使うのでよくわからず努力値はHCぶっぱに近い感じに。
珠カイリューの1舞地震耐えくらいはしても良かったかも
使ってみると意外に物理耐久があって驚きました。


バンギラス@バンギラスナイト
ストーンエッジ 地震 挑発 竜舞
陽気 砂起こし(砂起こし) A252 B4 S252
175-186-131-*-120-124    (175-216-171-*-140-135)

最後に入ってきた子。
元々この枠はメガハッサムで、ロトムの壁サポートを受けて剣舞しての全抜きを狙っていました。
しかしメガ枠二体が炎や飛行に弱すぎるということで、
壁と相性の良いメガポケモンを探していた所、
へラクロスとの攻撃面での相性補完が良さげな竜舞メガバンギに落ち着きました。

種族値が頭おかしいので流石に強いです、間違いなく強いのですが…
やはりメインが命中不安のエッジなのが信用ならない。

技構成はクレセやポリ2を確実に起点にするために挑発を入れましたが、
すぐに引っ込まれるとかなり困るので一時期身代わりに変えていました。
するとスイクンに吠えられたり、体力が減ってメガルカリオのバレパン圏内に入ったり散々でした。
また、冷凍パンチが無いとガブやガッサが辛すぎました。

性格と努力値もこれで良いのかどうか…
壁を利用して2舞する場合が多かったので、
意地っ張りにしたり耐久調整した方が良いかもしれません。

うーん、難しい。


メガシンカポケモン以上に鉢巻ガブ、追い風アロー、眼鏡ニンフィアの使いやすさが目立ちました。
さらに上にいくためのカギはバンギの再調整にある気がします。むしろガルーラでもいいかも

シーズン3もあとわずか、少しでも最高レートを上げるために頑張ります!