今回は、メガガブリアスについて真面目に考えます。
シングルレート使用率1位を誇るガブリアスですが、メガ石の割合は全体の1.4%に過ぎません(2014年5月31日現在)
その理由は以下のような欠点があるからだと思われます。
・Sが下がるため多くの相手を抜けなくなる
・優秀な特性である「鮫肌」から使い辛い「砂の力」に変わり、特に対ガルーラ性能が落ちる
・性格が陽気なら珠ガブの方が火力が上、鉢巻はさらに上
・こいつにメガ枠を使ってしまう
これだけデメリットが多ければ使われないのも頷けますね。
ではメリットは何かというと、
・約1.2倍の火力上昇補正が全ての攻撃技にかかる
・耐久の向上
・技の打ち分けと補助技の使用が可能
これらを全て両立できる点が個人的に強いと思います。
具体的に言うと、シーズン4初期に流行しているバシャサンダーナットの並びに対して刺さっており、バシャか宿木ナットレイを起点に舞えば三縦することができる(多分)
剣舞地震でH252ナットレイ確1、剣舞逆鱗orエッジでHB特化ゴツメサンダー確1を実現でき、A特化メガバシャの飛び膝+宿木ダメ2回でも落ちない耐久を得ることが可能となります。
さらにサンダーと並んでバシャとよく組まれるHBゴツメギャラも剣舞エッジでそこそこの乱数で落とすことができ、ついでに盾ギルガルドも地震で高乱数でもっていくようになります。
また、耐久にガッツリ割けば珠ボルトのめざ氷や陽気ガブの逆鱗も耐えることが可能です。
こういった強みを活かせるように、今回は素早さに関しては割り切って火力と耐久に努力値のほとんどを割き、中速高火力の積みATとして調整を考えました。
サザンやリザードンなど、S種族値70~101辺りのSに振ったポケモンを抜けないデメリットが極めて大きいため、元のガブリアスとは全く別物といって良いでしょう。
地震 逆鱗 剣の舞 ストーンエッジ
意地っ張り 鮫肌or砂隠れ→砂の力
努力値:H188 A252 B4 D36 S28
メガシンカ前:207-200-116-*-110-126
メガシンカ後:207-244-136-*-120-116
ダメージ計算を載せます。カッコ内はダメージのHPに対する割合です。
【物理耐久】
A227メガギャラドスの氷の牙確2(79.2~94.6%)
無振りギャラドスの雪雪崩を31.2%の確率で耐える(94.6~112%)←流石に厳しい
A182ガブリアスの逆鱗を81.2%の確率で耐える(87.9~104.3%)←やばい。
A112マリルリの力持ちじゃれつく確2(81.1~96.6%)
A112マリルリの力持ちじゃれつく確2(81.1~96.6%)
【特殊耐久】
C177珠ボルトロスのめざ氷を93.7%の確率で耐える(85.5~100.4%)
C96クレセリアの冷凍ビーム確2(54.1~63.7%)←ゴツメ2回込みで耐える
C145サンダーのめざ氷確2(54.1~63.7%)
C145サンダーのめざ氷確2(54.1~63.7%)
【火力】
A1ランクupエッジでH201B143ギャラドスが75%の確率で一発(95.5~113.4%)
A2ランクup逆鱗でH197B150サンダー確1(111.6~131.4%)
A2ランクup地震でH181B152ナットレイ確1(100~118.2%)
A2ランクup逆鱗でH187B192メガフシギバナが56.3%の中乱1(91.9~109%)
地震でH167B170盾ギルガルドが87.5%の高乱1(98.2~116.1%)
地震でH177B160メガハッサムが98.4%の高乱2(49.1~58.1%)
砂の力地震でH207B170メガバンギラス確1(102.4%~121.7%)
エッジでH161B115トゲキッスが93.8%の高乱1(99.3~118%)
火傷時のエッジでH185B99までのファイアロー確1
砂の力地震でH207B170メガバンギラス確1(102.4%~121.7%)
エッジでH161B115トゲキッスが93.8%の高乱1(99.3~118%)
火傷時のエッジでH185B99までのファイアロー確1
【素早さ】
メガシンカ前:最速バンギラス抜き+1
メガシンカ後:準速バンギラス抜き+2